うまめの競馬

競馬のあれこれ。主に予想。

伊豆大島ウルトラマラソン100km完走!

今年の3月に伊豆大島の100kmウルトラマラソンに参加してきました。いまさらですがせっかくなのでまとめようと思います。

 

まずはじめに、僕はフルマラソンを2回完走しています。ベストタイムは昨年11月の3時間50分くらいです。特に速いわけではないですが、走ることが好きだったので参加してみようと思いました。後から判明するのですが、伊豆大島ウルトラマラソンは国内屈指の激坂コースで、初心者にはかなりきついらしいです(下調べをしていなかった自分が悪いですね..)。

よく目安でフルマラソン4時間くらいなら走りきれるといわれますが、まさにその通りだと思います。スピード、筋肉、関節、気力どれも欠かせません。特に走りきるメンタルは一番大事で、僕は後半数十キロは気合だけで走り切った(歩き切った?)といっても過言ではありません。終わった後には階段も上れないくらい出し切っていました。

 

以下写真とともに振り返りたいと思います。

 

この時期就活中だったので、スーツのまま向かうこ

とに。面接が終わった後トイレで着替え、そのまま乗船しました。夜出発して、朝に到着のフェリー便だったのでライトアップされたレインボーブリッジと東京タワーを望むことが出来ました!なかなかの迫力です。

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そして朝、伊豆大島に到着。天候によって到着する港が変わるそうで、この日は岡田港でした。地学系の勉強をしている身としてはジオパークという言葉にかなり惹かれました。結局レース後まったく動けず観光することは無理でしたが...(笑)

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港の施設では伊豆大島ウルトラマラソンのコース紹介や物品販売が行われていました。

ん?1週目...?下調べをほとんどしていなかったので、一周走れば終わりだと思っていました...ちなみに58kmの部というものもあるので、100kmの部に出場する人たちはゴールし終わった58kmの部の人たちを尻目に2週目に突入します。

これが本当にしんどい。なんたってこの後フルマラソンを走りますからね...

さらに追い討ちをかけるように、係の人から「え?ウルトラマラソン初めて出るの?このコースは初心者にはちょっと厳しいと思うよ...」と言われました。

いやいやそこは応援してくれよ...

 

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走る前から心が折られかけましたが、その後宿に戻りました。4人部屋だったので他の3人の方ともおしゃべり。一人は年に数十回走るおじいさん。一人は時間を見つけてはたまに大会に出るおじさん。そしてもう一人は僕より少し年上でウルトラマラソンに出るのが数回目のお兄さん。みんなウルトラマラソンにはまっている人たちでした。どうも一回走ってしまうと癖になってやめられないらしいです(笑)

そして雑談をした後、すぐに就寝しました。

レースのスタートは午前5時。制限時間は14時間です。

Tシャツは100kmを走るきっかけを作ってくれたつくばマラソンTシャツにしました。鍋倉先生も見守ってくれています(笑)

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そして当日。朝5時にスタート地点へ向かうとまだ真っ暗です。ここから長い戦いが始まりました。

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 走り始めると空が明るくなりました。この独特の雰囲気はなかなか味わえないと思います。

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しばらく走っていると、バームクーヘンの地層が見えます。それもかなりのサイズで長さも結構あります。バームクーヘンを横目に見つつ走り抜けます。このときは5分ちょい/kmくらいのペースでした。かなり速いですね...

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km案内の看板は5kmごとに設置されており、メッセージが書いてあります。

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ん?5km前と言ってること違うね...

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しばらく走ると裏砂漠が見えます。国土地理院製の地図だとここが唯一砂漠と表記されている場所です(厳密には裏砂漠も砂漠ではないらしいですが...)。黒い。

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イチゴのお姉さんを発見したのでついて行きました(笑)後から実感することになりますが、ひとりっきりで走るのは本当につらいです。ランナー仲間を見つけるのもこのレースの大事なポイントかもしれません。

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40kmを超えると三原山山頂に到着!この時点でもう膝が若干痛くてやめたいと思ってました。しかし、

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そばや

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馬に助けられて山を下っていきます。給食、給水ポイントは5kmに一つくらいあるので、水分や食べ物の心配はしなくて大丈夫でした。あんぱんやオレンジなども置いてあり、場所によってはアイシングのスプレーもありました。全面バックアップしてくれて伊豆大島のスタッフの方々には本当に感謝です。

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いよいよフルマラソンの距離を越えました。ここからは未知数です。ちなみに42kmはおよそ5時間ちょいで完走しました。飛ばしすぎですね...このペース配分が後半自分を苦しめることに。

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50kmで看板に励まされて下山していきます。このまま58kmまで下り続きなので、ここでいかに疲れず、スピードに乗って下山できるかが大事だったかもしれません。僕はスピードには乗ったものの、膝がやられてしまい、2週目はダメージが残ったまま走り続けることになってしまいました。下りなのでペースは6分/kmくらい。登りのときは8分/kmくらいだったので、下りが如何に楽かわかります。

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さて、2週目に入ると余裕が無くなって写真がほとんどないです(笑)しかし、この看板のあとの休憩所で運命の出会いが...!

たまたま喋りかけた同年代の男性(というか同い年でした笑)がウルトラマラソン初心者で、休憩所の後の長い上り坂を一緒に走ることに!!!本当にこのときは救われました。お互いに励ましあって、あのポールまで走りましょう、あそこまで歩きましょうと声を掛け合いながら進んでいきます。このときは僕のひざはもう限界で、一人だったら絶対に走ってません。

そしてなんだかんだでそのまま一緒に走り、気付けば日も暮れてきて、レースも佳境に差し掛かりました。

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この看板を見つけたときにはどんなにつらくても絶対に走りきろうと思いました。本当につらくて、歩くのすら厳しい状況でしたが、1秒でも早く進みたい一心で走っては歩きを繰り返しました。ゴールは目の前です。

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そして、感動のゴール!(写真はないです。疲れ果ててました。)

ゴールの瞬間は、ここまで一緒に走ってくれた人と同時に迎えました。制限時間ぎりぎりの13時間45分でフィニッシュです。

やりきった充実感でいっぱいでした。そして時間も無いのでさぁバスに乗って宿に帰ろうというときに、バスのわずか数十cmの階段が上れません(笑)さすがにびっくりです。無理やり乗り込みましたが、今度はバスを降りるときもつらい...(笑)その日は夕食を食べて、完全に力尽きました。

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 そして次の日、もらっていたメダルをじっくりと眺めました。成し遂げたという意味では大学に受かったときよりうれしかったと思います。今でもこのメダルは宝物ですね。

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そして伊豆大島を出発する直前に日本酒とサザエをいただきました!絶品ですね。体に染み渡った感じがしました。

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いろいろありましたが、初めてのウルトラマラソン100kmは無事に完走することが出来ました。大きな怪我もなく、現在では普通にランニングも出来る状態になっています。

 

最後に、

もしウルトラマラソンを走ってみたい人がいるならこの大会には出ないことをお勧めします。本当に坂しかないです...つらいです...